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2015/03/08 見た目大した事なさそうな事故 2(ホンダ CR-Z ZF2)

修理前

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この車は後部追突を受けた車両です。
テールゲートには損傷はありません。ナンバープレートあたりから下の部分にかけて衝突されたようです。バンパーは元の位置とほぼ変わらない状態でついているので、一見大したことないように見えます。

トランク内部

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テールゲートを開けて、トランク内部の内張りを外し、上から見た写真です。
ツールを入れるスポンジのボックスが大きく内側に湾曲しているのが分かります。
元々はまっすぐで長方形の空間が開いているのが正常です。

バンパー取り外し

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バンパーを取り外してみたら、案の定下半分が強烈に押し込まれていました。
車高の低い車がぶつかったのでしょう。配線も押しつぶされてしまっています。

フロア部

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先ほどのツールボックスが納まっているフロアパネル部分を外から見ています。
かなりの衝撃を受けたのでしょう。しわが寄っている様子が良く分かります。
これを元通りに修理するのは大変な作業だとお分かりいただけると思います。

リヤパネル交換

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この車両では、リヤパネル交換、フロアパネルは交換せずに鈑金を選択しました。
リヤパネルは交換するからといって、いきなりカットして外すわけではありません。
隣接パネルと溶接してあるため、元通りの位置まで一旦粗出ししておかないと、周りのパネルがつぶれた状態のまま残ってしまい、新品のパネルと合わなくなってしまうからです。
左の写真を修理前の状態と比較すると大分引き出してあるのが分かると思います。

このように溶接してあるパネルは、ドアやフェンダーなどのボルトオンパーツ(ボルトで止まっている部品)と比べ、交換作業には技術と知識が必要でとても手間が掛かります。

フロア修理前・後

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リヤパネル粗出しと同時にフロアパネルも粗出しします。そしてリヤパネルを外した後には、フロアパネルの鈑金の作業性が良くなるので、このようにあまりパネルを傷めることなく、元に近い状態まで鈑金することができました。

このような高い技術があるからこそ、交換ではなく鈑金という選択も可能になるのです。

修理後

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新品のリヤパネル(黒い下塗り塗装の状態で供給されます)を溶接した後、きれいに塗装をして内部を組み付けます。
バンパーで隠れてしまう部分だからといって適当な作業はしません。
なるべく元の状態に近くなるように再現しています。

この車両では、衝撃が大きかったため写真に写っているトランク内部の内張りが損傷・変形していて交換となりました。修理前の写真だけではなかなか予想はつかないと思います。
紹介した作業は一部でしたが、この車両の修理代は約65万円掛かりました。
このように事故車をしっかり修理するには高い技術が必要であり、多くの部品交換も出てくる為に、一般の方の見立てでは一見大した事ないと思っても、驚くような金額になる場合が多々あります。
自動車保険に加入していなければ手痛い出費ですね。

川口市・蕨市・戸田市・さいたま市・草加市・越谷市など、埼玉県南部地域で修理工場をお探しの方は、是非オートリペア川口までご相談ください。

今回の修理金額:650,000円(部品代:300,000円 / 作業工賃:350,000円)

お客様の希望で保険修理にて承りました。

川口市・蕨市・戸田市・さいたま市・草加市・越谷市など、埼玉県南部で修理工場をお探しの方は、是非オートリペア川口までご相談ください。

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定休日 :日・祝祭日

この店舗の担当者情報

有限会社 オートリペア・川口  代表取締役

本橋 勉

自動車車体整備士、二級ガソリン自動車整備士、損害保険プランナー。
主にフロント業務を担当していますが、鈑金・塗装も全てこなします。

経歴
1976年生まれ。大学卒業後、1999年4月に父の経営する同社に入社。
1年間ホンダテクニカルセンターにて鈑金塗装の研修を受け、翌年より本格的に働き始める。
2019年9月、代表取締役に就任。

趣味
ソフトボール・ゴルフ・音楽鑑賞・読書

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