新品バンパー

新品部品のバンパーはその車が発売されてから７，８年ぐらいは、各ボディ色に塗られたバンパーが売られていますが、それ以降になると多種の在庫を抱えるのが大変なため、色無しのバンパー１つに統一されます。
従って、塗装技術者が各車に合わせて調色したものを塗装しなくてはなりませんので、時間も掛かりますし、当然値段も高くなります。
メーカーや車種によって色無しに変わるタイミングが違いますので、バンパーのみ交換というような簡単な修理時には、修理工場と日程などを事前によく確認しておくと良いでしょう。

スポイラー

また、スポイラーなどのオプションパーツは社外品はもちろんのこと、純正品であっても最初から色無しの設定しかない場合がありますので、バンパーとスポイラー交換だけといっても、部品と工賃を合わせると２０万円近くしてしまう場合がありますので要注意です。
特に古い車の部品は年々高くなるので、古い車ほど注意が必要です。

パネル類

樹脂のパーツは塗装されてくるものが多いですが、新品の鉄板パネルは全てグレーや黒といった下塗り塗装の状態で供給されます。
ですので、ボディに取り付けた後ボディに合わせた色で塗装を施さなくてはなりません。

ドアパネル

新品のパネルにはそれ以外のものは何もついてきません。
ドア交換と言うと、色が塗られて中身も皆ついている新品のドアが供給されて、ただ取り替えるだけ
と思っている方が少なくないようです。

新品のドアパネルにはガラスもハンドルも内張りも、ネジの１本でさえもついてきません。
また、色も塗って有りませんので、やはり塗装する必要があるのです。
そしてドアについている部品はすべて移植しなければなりません。
この時に取り外すと再使用が利かない部品もあるので、一緒に交換しなければなりません。
ドア交換とはドアだけの交換では済まないのです。