当社の代車のアルトですが、お客様がお返し頂くときにセルフのガソリンスタンドで間違って軽油を入れてしまいました！
その後当社に向かう途中にだんだんエンジンの調子が悪くなり最後には白煙を吐いて止まってしまいました。

レッカーで運んで持ってきましたが、「軽自動車だから軽油」と言うのは間違いです！
確かに紛らわしい名前ですが、ほとんどの軽自動車・普通車の燃料は「ガソリン車（レギュラー又はハイオク）」です。
軽油はトラックなどの「ディーゼル車」用の燃料で、どちらも入れ間違えると故障してしまいます！
燃料の種類は車検証や取扱説明書に書いてありますので、不安な方はチェックしてください！

間違って燃料を入れてしまった場合、燃料の抜き取りが必要になりますが、エンジンをかけなければまだ被害は少なく済みます。
今回は給油量も半分以上あり、なおかつだいぶ走ってしまったため、やや大事となりました。
先ずは燃料タンクをはずし、残っている燃料を抜き取り、新しいガソリンを少量入れてタンク内部を洗浄します。

次にガソリンタンクからエンジンルームまでの燃料パイプやホースから、残っている燃料を高圧エアを使いながら抜きます。
軽自動車は小さいのでまだよいですが、大きな車だとパイプの長さも長いのでなかなか大変になります。

今回は燃料タンクについている燃料ポンプの故障があった為交換しました。
また、ガソリンを燃焼させるためのスパークプラグも交換しました。
最後に全て組み付けて新しいガソリンを入れて、異常がないか点検して完成です。
給油の際、燃料の間違いには気をつけましょう！！