修理事例

Menu

Menuを閉じる

2015/11/25 トヨタハイエース 溶接パネル交換

この事例の修理店:
ドライバーズピット
〒331-0064 埼玉県さいたま市西区佐知川1161-1
TEL: 048-623-2588

トヨタハイエース 溶接パネル交換

トヨタハイエースバン様のご入庫です。右リヤフェンダーにベッコリ損傷があります。
内側の骨まで凹んでおり残念ながらパネルそっくり交換になります。
このパネルはドアのようなボルトで固定されている部品ではなくて溶接で固定されたパネルですのでその溶接を剥がして交換することになります。
このように点で溶接されているのです。スポット溶接と云いますがこの点で溶接された部分を削っていく作業が大変なのです(汗)
ガラスも外して片っ端からスポット溶接を剥がしていきますがここで問題です。
このパネルを交換するために何箇所のスポット溶接を削ったでしょうか?
答えは・・・161箇所でした。もう手がパンパンで疲れ果ててしまいました(汗)
剥がし終えた状態です。このパネルは大きくてとにかく重いのです。とても一人で持てる重さではありません。3人がかりの作業となりました。
新品パネルの内側を塗装した状態です。あまりの大きさでスタンドも用意できないため床に置いたままの作業となりました。
又、3人がかりで新品パネルを取り付けしてフロントドアやリヤゲートとの隙間を確認し位置あわせをしている状況です。(内側の骨の部分は既に板金塗装完了です)
これが済めば片っ端から溶接していくことになります。
当社のスポット溶接機です。新車時に161箇所で固定されていたわけですからおおよそ2割り増しの190箇所程度を溶接していくことになります。この溶接機は結構重いので体力勝負となります。
当社のスポット痕です。新車の溶接痕をなるべく復元できるように丁寧に溶接していきます。
非常に重要な作業なので神経を集中して打ち込みます。
物凄く手間の掛かる作業なので大分割愛してブース内で新品パネルをサフェーサ塗装した状態です。
新品パネルにサフェーサを塗装しない工場もありますが耐候性が向上し密着も増しますので当店では新品部品には必ずサフェーサを塗装して上塗りを行っています。
上塗り完成です。
この後も色々と細かな作業があります。このお車はバンなので室内側の塗装も必要になります。
室内側を全て養生して溶接した部分を中心に塗装していくのですがそこまで細かく紹介しているとあまりに長くなり誰も読んでいただけなくなるので残念ながら割愛させていただきました。
パネル交換と云うとパッと外してパッと取り付けられるイメージがあるかもしれませんが 特に溶接パネルの交換には沢山の時間と膨大な材料と正確に取り付けるための高額な工具と豊富な経験が必要な作業であることを少しでもご理解いただけたらと思います。

今回の修理金額:参考価格 45万円

お客様の希望で保険修理にて承りました。

さいたま市西区の板金塗装 キズヘコミ修理 コーティング専門店 「ドライバーズピット」 板金塗装とキズヘコミの修理では 安易な交換ではなく修理することをモットーに。コーティングは完璧な作業環境と豊富な実績で高級車も多くの実績があります。是非一度ご来店ください。

この事例に似たお悩みをお持ちなら

修理店の情報

ドライバーズピット

ドライバーズピット

048-623-2588

048-623-2867

お問い合わせの際には「ジコプロを見た」とお伝えください

〒331-0064 埼玉県さいたま市西区佐知川1161-1
営業時間:08:30~19:00
定休日 :日、祭日、年末年始

この店舗の担当者情報

ドライバーズピット 代表取締役

蓜島 克己

鈑金塗装から整備までオールラウンドプレーヤーであるオーナー職人

経歴 地元の高校を卒業後、日産ディーラーで修行。その後実家である(有)蓜島自動車工業所に入社。父に代わって社長となり屋号をドライバーズピットに改め現在に至る。
東松山のハイシマボデーは実弟。
2級整備士 車体整備士 研磨インストラクター 剣道3段 等
趣味:早寝早起き 食べ歩き 料理 ドライブ 音楽鑑賞

ページ最上部へ