①.自賠責保険の支払い基準

自賠責保険による支払い基準。最低限の保障のため、損害の全ては賄えません。

②.任意保険の支払い基準

任意保険会社が独自に設定している基準。自賠責保険より少し高めの場合が多い。
算定基準内容は公にはされておりません。

③.ＡＤＲにおける基準

加害者もしくは加害者側保険会社との交渉がうまくいかない場合、ＡＤＲを利用するということもあります。ＡＤＲは基本的には話し合いをする手続きですが、話し合いが
うまくいかない場合にはＡＤＲにて裁定や評決という決定がなされる事もあります。
弁護士基準の８割程度で合意をする場合が多いそうです。

④.弁護士基準

加害者、加害者側保険会社との話し合いがうまくいかず、ＡＤＲの裁定や評決にも納得いかない場合には裁判をすることになります。弁護士基準とは，具体的に言うと，日弁
連交通事故相談センター東京支部による「民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準」の赤本』もしくは日弁連交通事故相談センターの『青本』による支払い基準。