今回は事前にお客様よりお問い合わせメールを頂き、ラジエター交換した場合の見積もりをご連絡してありました。
その日の内にお車をお持込いただいたので、早速点検すると・・・
緑色のラジエター液がアッパータンクの下にたまっていました。

アッパータンクの下側一面にラジエター液が溜まっています。だいぶ漏れているようです。
他の所で継続車検をとったばかりと言っていましたが、この状況は・・・？？
リザーブタンク（予備タンク）の中もからっぽでしたので、ラジエター液はだいぶ少ないですし、このまま液を足しても漏れる量も多そうなので、あまり持たないと判断し急遽このままお預かりしました。

ラジエターの構成は簡単に言うと、アッパータンク（樹脂）・コア（アルミ）・ロアタンク（樹脂）となっているものがほとんどです。それぞれの継ぎ目にゴム製のパッキンが使われています。
ラジエター液漏れの原因はこのパッキンの劣化によるものと、タンク部の樹脂の劣化によるひび割れがほとんどです。
各部別々に部品が取れる車種もありますが、長年使っていて全体的に劣化しているので一体での交換がオススメです。

そこで、お得なのが社外新品のラジエターです。この車の場合ですと、純正ラジエターが103,000円もしますが、社外新品は45,000円でご提供できました。車種にも寄りますが、大体純正の４～６割ぐらいの値段でご提供できますので、修理代も安くおさまります。
品質も純正と同等の耐久性なのでご安心下さい。
写真は今回外した古い方のラジエターの裏側で、良く見るとタンクについている首の付け根から左右にヒビが走っていました。このまま走行していたらタンクが破裂して大惨事になっていたかもしてません。早めに交換できて良かったです。