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2016/10/04 エンジン不調修理(回転低い・吹けない)

この事例の修理店:
有限会社 オートリペア・川口
〒333-0842 埼玉県川口市前川3-7-7
TEL: 048-265-4600

停車中にエンジンの回転が低くて止まってしまいそうになったり、アクセルを踏んでも回転がスムーズに上がって行かない、パワーが出ないなどの症状はございませんか?

その原因はいくつかありますが、代表的な原因の一つに「スパークプラグの失火」があります。

今回はそのご紹介です。

ボンネットを開けてエンジンの上部のカバーを外すと、大体このような感じになっています。
赤丸の穴の奥にスパークプラグという部品が取り付けられています。
そして青丸の長い筒状の部品がこの穴にささり、フタをします。
赤丸の左側に2つ取り付けられた状態の物が見えますね。
これが抜き取ったスパークプラグです。
高電圧をかけると、先端の突起部分のわずかな隙間で雷のような稲妻が発生します。
この稲妻を使って、エンジン内部の燃焼室で混合気(ガソリンと空気を混ぜたもの)に点火する役割をしています。

スパークプラグは高温・高電圧にさらされるので、当然使用している間に消耗や燃えカス等の付着で劣化します。
プラグの寿命は、乗り方にもよりますがおおよそ2万km位と言われています。長寿命タイプの物ですと10万kmぐらい持ちます。1本2千円前後です。
こちらがスパークプラグにささっていた部品で、イグニッションコイルと呼ばれています。
これは上部黒い部分にコイル(電気の線)が入っていて、車のバッテリーから来る12Vの電圧を3万V程度まで増幅させて、スパークプラグに送る優れものです。
黒い部分に樹脂の絶縁体が充填されているのですが、エンジン真上にある為、振動や熱によりこの絶縁体が劣化して漏電が起き、高電圧が伝えられなくなる故障が起きます。これは車の乗り方で大きく変わるので寿命も一概には言えませんが、7~8年・7~8万km位使用している車ですと故障が起きても不思議ではありません。
1本8千円~1万円位と高価ですが、1本故障してそれだけ変えても、残りもすぐに故障する可能性が大きいので、交換の際は全数交換をお勧めします。

川口市・蕨市・戸田市・さいたま市・草加市・越谷市など、埼玉県南部で修理工場をお探しの方は、是非オートリペア川口までご相談ください。

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有限会社 オートリペア・川口

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048-265-4010

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〒333-0842 埼玉県川口市前川3-7-7
営業時間:9:00~18:00
定休日 :日・祝祭日

この店舗の担当者情報

有限会社 オートリペア・川口  代表取締役

本橋 勉

自動車車体整備士、二級ガソリン自動車整備士、損害保険プランナー。
主にフロント業務を担当していますが、鈑金・塗装も全てこなします。

経歴
1976年生まれ。大学卒業後、1999年4月に父の経営する同社に入社。
1年間ホンダテクニカルセンターにて鈑金塗装の研修を受け、翌年より本格的に働き始める。
2019年9月、代表取締役に就任。

趣味
ソフトボール・ゴルフ・音楽鑑賞・読書

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