今回は、雪国ではおなじみですが都市部ではなかなか希少な車、パジェロミニの修理車です。

マニアの方も多くいらっしゃいますが、発売からもう大分年数がたっているので、新品部品も生産中止で在庫切れの物も多くなりましたね。

バンパー上部のバーが折れてしまっていて、右側よりも左側の方が強く押し込まれています。

分解して見たら・・・フロントバンパーは３分割で、センター部分は鉄板パネルでした。

２トーンカラーなので場所によって白とゴールドと塗り分ける必要がありますね。

　骨格修理中の写真です。左ヘッドランプが取りつく部分（ヘッドライトサポート等と呼びます）は押し込まれ変形がひどかったので部分的に新品パネルに交換し、溶接してあります。（写真の黒いパネル部分）

その他の部分は鈑金修正で元通りに直りました。

　バンパーのセンター部やその上部の細いパネル（エプロンパネル等と呼びます）は鉄板なので、上の写真のヘッドライトサポートと同じような黒い下色の状態で供給されますので、車に合わせた色に塗装しなければなりません。

２トーンならば別々に色を調色し、別々に塗らなくてはならないので、２倍の手間が掛かります。

はい、この通り元通りに（元の状態よりも！？）キレイに直りましたので、お客様も大満足でした！