ティーダにお乗りのお客様からベルト鳴きがするので直してほしいというご依頼がありました。

ベルトは昔の車は2本掛けや3本掛けなど、駆動させるパーツごとにベルトが分かれていましたので、異常の発生個所は点検しやすかったのですが、現在は写真の様な1本の長いベルトで全ての機器を動かしている車が主流です。
ですので、異音修理の場合ベルトを外して点検が出来ず、エンジンをかけると反響や振動の伝わりがあり、発生源の特定が困難になって来ました。

今回はウォータポンププーリーが異常な削れ方をしていたので、ウォーターポンプ自体の劣化（回転軸のブレ）と当たりをつけて、新品に交換しました。

ウォーターポンプとプーリーを新品に交換してエンジンを回してみたら、異音がすっかり消えましたのでビンゴでした！
この様に、異常個所の特定が困難な場合、怪しい所から順番に交換していくしか方法が無い場合があります。
ご利用ありがとうございました。